How can I help you ?
家づくりを始めるきっかけってなんだろう。
住宅の建築を考える時、人それぞれの理由があると思います。
・子供が生まれて今住んでいる所が手狭になった。
・庭や畑を楽しみたい。
・高齢になった両親を介護をしたい。
・大好きな趣味で溢れた生活をしたい。
・家事効率を上げてる生活をしたい。
・自分らしい格好良い家に住みたい。
・ペットが快適な家が欲しい。
見方を変えると、少なからず今ある問題を解決したいと思っている人ではないでしょうか。
多くの住宅ビルダーはまずお施主さんに○畳の部屋が○個あれば良いですか?という話を先に始めていますが、それは本質的では無いと思います。
間取りとは、今ある悩みをお聞きする事から始まります。
普段の生活週間や、住まい手の趣味や性格を把握した先にあるものだと私は考えています。
例えば、「玄関は吹き抜けで6畳欲しいです」と要望があったら、
素直に6畳の吹抜け玄関を提案するのも良いですが、
ここで大事なのは、なぜこの人は6畳の吹抜け玄関が欲しいのか。
玄関で何がしたいのか、どう感じたいのかが大事で、本当は6畳では無くても良かったりするのです。
全てを言葉通り受け取ると、無理やり要望を入れ込んだ家が完成します。
要望が全て入っているけどこんな家に住みたかったわけじゃないと思っている人は少なくないのではと思います。
家づくりの土台には、今住んでいる家に対する不満、自分の欲求、さらに予算の問題があります。
これらは、他人には言いにくいものですが、家づくりの一歩はさらけ出す事だと思います。
さらけ出して、困っていることや欲求をぶつけてみましょう。
家とは、家族と同じ時間を過ごし、嬉しい事も悲しい事も包み込んでくれる存在です。
住まい手の多くの悩みや価値観を共有していく事で他には無いあなたらしい、あなただけの家が出来るのです。
私は、お施主さんとの関係を「お客様」というよりは、「親しい友人」のような距離感でいたいと思っていますので、悩みを打ち明けてもらえるととても嬉しいです。
How can I help you?(あなたを助けたいよ)
弊事務所の家づくりはそんな気持ちでスタートします。